2018年10月5日金曜日

卒団試合&卒団式


10月3日(水)、パシエンシア姫路FCの卒団試合&卒団式を行いました。

パシエンシア姫路FCは今年で活動2年目のチームですが、たった1人3年生が在籍していました。

2017年4月、パシエンシア姫路FCは1期生を迎え活動をスタートしました。

でもこの時人数は全員で10人。

1年目は人数少ないかもしれない、試合だってほとんど出来ないかもしれない。

そう言いながらもスタートを切りましたが、10人も集まってくれたことを本当に嬉しく思っていました。

あと1人来れば11人になる。

そんな期待というか欲を持ってましたが、正直10人来てくれた嬉しさが大きくて欲張ったらあかんなって。

でも活動スタートして、ほんとにすぐ、4月の中旬くらいにその選手・保護者の方(当時中学2年生)から連絡いただいて、何日か練習に参加した後、入団を決めていただきました。

11人。

1年目で11人揃うっていう、ほんとに奇跡みたいなことが起こって、ほんとに嬉しかった。

それはもちろん僕だけじゃなくて、チームのみんなも同じだったと思います。

人数揃わないかも、試合できひんかも、次の2期生が入るまで大変かも・・・

そんな不安があったのは事実だと思います。

少し気になったのは、1年生が10人で、その選手だけ2年生だったこと。

話しづらいかなとか色々思うことはあったけど、そんなこと全くなかった。

みんな声掛けてくれたり、一緒にボール蹴ったり、仲良くなるのにそこまで時間かからなかったと思います。

良い意味で、みんな同級生みたいな。

チームで今でも話すけど、学年とか性別は関係ないって。

1年生でも2年生でも3年生でも、同じサッカーをする選手として、同じ目線で言いたいこと言えたり出来る関係ってええなって思う。

今も同じ。

1年生が2年生に意見言ったり、要求したりできることって大事。

2年生たちも3年生も、1年生に「呼び捨てでええから何でも言ってくれよ」って言う。

アップするときも学年関係なく誰とでも話ながらジョグしたりパス交換したり。

帰り危ないからとか暗いからって、今の1年生が入団した最初の頃、2年生が1年生の家までチャリでついていってあげたり。

円陣の声出しを1年生がしたり。

こうやって学年関係なく、誰とでも話したり自分を出せることは本当に大切なことやと思う。

今はまだ中学生やけど、高校生になって、その先大学生になったり社会人になったりしても共通のことはあって、自分から話すこととか、自分で考えて行動に移したり、周りを動かせるようになるのは必要な力やと自分は思う。

声は出そう。自分たちで話をしよう。

よく選手たちにはそう言ってるけど、最近では以前まで自分から話し出さなかった選手も少しずつ自分から発言するようになってきた。
(パシエンシアは練習時間をミーティングの時間にして、公民館で話し合ったり振り返ったりもしています)

話が変わってきてしまったけど、その3年生の選手は練習中から本当によく周りを動かしてくれた。

荷物がちゃんと整理整頓されてなかったら直したり声を掛けたり、移動や集合が遅かったらすぐ周りに声掛けて動かしたり、練習でも試合でも、甘いミスやスイッチが入ってない時は厳しく声掛けたり、練習中や試合でのハーフタイム、試合後によく熱い言い合いみたいになってるのを見てきました。

でもそうやって意見をぶつけ合うことは大切で、なかなかそれを表現できる選手はいないように思います。

言いたいことを言う。
自分の要求を伝える。
周りの要求を聞き入れる。

自分たちでやるというアクションが今の選手たちには足りない。

僕の周りの方や他の指導者の方々と話をする機会があってもそういう話はでてきます。

でも今は違って、練習中でも試合中でも、思ったことを言ったり、それに対して意見を返したりすることがとても増えました。

そういう姿を見て、「あぁこういうのなんかいいなぁー」って思ったりもします。

熱い意見がぶつかってても、「いいぞもっとぶつけろ」って黙ってみてる自分もいます。

いいチームです。

いいチームになってきました。

そしてもっとこれからいいチームになっていきます。

パシエンシア設立して約1年半、このチームの成長の大きな力となったのは間違いなくその3年生選手が中心だと思います。

選手としてとても大きく成長しました。

そして人としても本当に大きくなりました。

サッカー外のこと、チームの約束をとても高い意識で取り組んでくれました。

現1,2年生はその姿を見てきました。

これまでは頼ってしまった部分が少なからずあったと思う。

でもこれからは違います、もう頼れません。

彼から学ぶことはとても多かった。

しっかり吸収して、自分たちの力に変えよう。

選手としても、人としても。

卒団するタイミングは少し早いかもしれませんが、彼自身、自分で考えて出した決断なので、しっかり彼の今後を応援していきたいと思います。

卒団したら終わりじゃありません。

サッカーをしていたからこそ出会えた。

パシエンシア姫路FCに来てくれたから繋がれた。

この出会いは偶然じゃなくて奇跡でもないから。

また必ず会いましょう。

また必ず一緒にボール蹴りましょう。

また会えることを全員楽しみにしています。

今回の卒団試合、卒団式ではたくさんの方のご協力がありました。

皆様お忙しい中ご協力いただき本当にありがとうございます。



最後に、卒団おめでとう。

自分の人生、自分の決めた道、しっかり頑張っていってください。

強く、優しい人間になって下さい。

また必ず、サッカーのある現場で会いましょう。

パシエンシア姫路FCに来てくれてありがとう!




yu-ki.

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
《CREATIONS Group 代表:上月 祐輝》

ブログを見ていただきありがとうございます。
このブログは上月自身の感じたこと、思ったことを残しているものです。
少しでも多くの方に何か影響を与えれれば嬉しく思います。

【上月祐輝 OFFICIAL BLOG】
http://yuki1108kohzuki.blogspot.jp/?m=1
(ブックマーク・チェックお願いします!)

【パシエンシア姫路FC/KOH.soccer school OFFICIAL WEB SITE】
http://kohss.jimdo.com/
(スクール生募集中・体験等随時受付中!)

【上月祐輝 Facebook】
http://www.facebook.com/yuki.kohzuki.1108

【上月祐輝 twitter】
https://twitter.com/kohzuki1108
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

0 件のコメント:

コメントを投稿